2013/03/27 Vol.002

通所施設を起点(終点)として移動支援の利用ができるようになりました

3年ほど前から当協会もふくめ様々な団体・機関、利用者個人から要望が堺市に寄せられていましたが、堺市はなかなか認めませんでした。ようやく、2011年度途中から定期的な通院のみ移動支援の利用のみが可能となっていましたが、2013年度(2013年4月1日)より、通所施設から(始点)どこからに出かけて家に帰る場合や、家からどこかに出かけ通所施設に着く(終点)までが、どんな外出であっても、移動支援が使えるようになりました。これまでやむを得ず自費で利用されていた利用者の方は、4月から移動支援の契約時間の範囲内であれば、移動支援が使えます。

このほか、生活介護事業主催で泊りがけの旅行に行く場合に、条件付きながら生活介護事業所のプログラムとして認められることになりました。

移動支援制度ひとつとっても、まだまだ利用する立場からすると制約のあるのが現状ですので、障害があっても、障害のない人と同じような暮らしができる、そんな仕組みができるよう、行政に対してあきらめずに粘り強く様々な提案を当協会としても行っていきたいですし、障害者やそのご家族、様々な団体と連携をしていきたいと思います。

 

 

2013/03/13 Vol.001

3月15日(金) ケアホームについての講演会があります

公開学習会「重度障害者の地域生活支援」 重症心身障害者ケアホームの実践から考える

日時)3月15日(金) 14:00~16:00 (受付13:30~)

場所)サンスクエア堺 A棟・第1会議室

アクセスについては   http://www.sck.or.jp/access.html をご参照ください

講師)  酒井比呂志氏

       「NPO法人西宮がすきやねん」サービス管理責任者

資料代) 500円

昨年6月、障害者総合支援法が成立し、中でもグループホーム・ケアホームについては、2014年4月にグループホームに一元化されることが決まっています。その制度改定にむけて昨年秋に全国のグループホーム・ケアホームの実態調査も実施されました。制度改定により、現在のグループホーム・ケアホームの機能が強化されていくのか、現在の制度よりも悪くなる部分があるのか、今後の障害者の地域生活基盤の行方を左右する面も大きく、動向が気になるところです。

今回の公開学習会では、西宮で重度重複障害のケアホームを運営されている酒井氏に来ていただき、取り組みの実例紹介を通して、重度障害者の地域生活支援の課題、制度的な課題を含めて一緒に考え、明らかにしていきたいと思います。

お忙しい中とは存じますが、当事者や支援者、関係者の方々の参加をよろしくお願いします。

主催) 自立生活センターマイロード

協力) 南部障害者解放センター

               堺・自立をすすめる障害者連絡会

               社会福祉法人自立支援協会

連絡先> 堺・自立をすすめる障害者連絡会

                堺市堺区百舌鳥夕雲町1丁5-1

               (TEL/FAX)072-244-8161

メニュー

事業案内

関係者専用メニュー