あなたのこれまでの人生には、楽しかったことや苦しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、たくさんあったと思います。その経験が積み重なって今のあなたがいます。
しかしこの社会には、そんな人生にほど遠い状況に置かれている人たちがいます。
障害者と呼ばれている人たちです。
今、日本では、障害者と呼ばれる人たちが増えています。
子どもの数は減っているのに支援学校は増えている。
「標準」とされる範囲が狭まり、そこからはみ出る人を除外する社会、不寛容で多様性を認めないのが今の日本です。
障害者を取り巻く状況は、この20~30年でずいぶんと変わってきましたが、 やはり今でも、障害があるというだけでその場から排除され、 電車に乗ること、映画館に入ること、地域の学校に通うこと、 街中に住むこと、社会で働くことなど「ふつう」に生きることができていません。
私たち自立支援協会は、「障害者が住みにくい社会は、健常者にとっても住みにくい社会である」と考え、障害があっても、障害のない人と同様の人生を歩んでいける社会にしていきたいと思います。だれもが住みやすい社会のために、あなたの力を貸してください。
自立支援協会は、大阪・堺でつねに業界をリードする新たな支援サービスを目指してきました。
障害者が自立し、社会参加できる環境を実現したいという想いで、地域の暮らしを支えるヘルパー派遣やグループホーム運営や日中の通所事業や障害児向けのデイサービスなどさまざまな事業に取り組んでいます。
今後は、手厚いサポートがある4~6人規模のグループホームを順次開所して、重度の障害があっても成人後は家族から独立できるような取り組みを進めていきます。そのために必要なのが、一歩先を行く支援を目指す新しい仲間です。常識や制度の枠にとどまらず、新しい仕組みをつくりだしていける当法人の将来のリーダー候補としてお迎えします。
当協会の理念に共感できる方なら「知識&資格」は不問です。
充実した教育体制と、長く働ける制度や職場環境を整えてお迎えします。
- 福祉業界に興味のある方、問題意識を持っている方
- 障害者の人生に寄り添い、長く働きたい方
- コミュニケーション力を活かせる仕事を探している方
- 障害者支援のあり方を追求したい方
- 答を急がず、粘り強くじっくり考えることのできる方
- 長いスパンと広い視野で考えることのできる方
- 向上心を持って、仕事に取り組める方
- 仲間を増やし、当協会を育ててみたいと思っている方、など
私たちは、既成概念にとらわれず、障害者支援のための先進的な取り組みをしてきました。堺市で「同性介護」を広めたのも当協会です。そのような取り組みが障害当事者やご家族から高い評価をいただいていますので、事業的にとても安定している社会福祉法人です。
また、障害者を支援する技術、新規事業の立案力、その運営ノウハウは、キャリアを積み上げていくことで身につきます。そのため、職員は、ライフステージに応じて勤務パターンを変えていくなど、長く勤め続けられる職場環境をつねに考えています。当協会では、職員ひとり一人が、障害者を支援する主役という認識を持っています。職歴や職務、年齢や性別など一切関係なく、意見を対等に出せる職場です。
自立支援協会は、みんながフラットな関係なので仕事が楽しいという職員が多くいます。でも仕事がすべてでは、一度しかない人生、もったいないとも思うのです。なので、趣味だったり、友人との時間だったり、子育てだったり、旅行だったり。プライベートの時間を尊重する文化が職場に浸透しています。予定外の仕事が入ることもまったくといっていいほどありません。
新人には、基本を学ぶ座学や身体介護、車いす操作などの実技の基礎を学べる研修が1年を通じてあります。また障害者支援はとても幅広い様々な知識、技術が必要ですから、全職員対象に毎月一つのテーマについて学ぶ研修を行っています。費用はすべて法人負担。研修をしたい職員がチームを作って準備するほか、産業医や外部講師による研修も年数回あります。外部研修への参加や取りたい資格取得の研修に、通常の勤務内で受講できます。
当協会は経験やヘルパー資格の有無を問わず、人物本位で採用しています。もちろんヘルパーの仕事には資格が必要ですので、入職後、介護職員初任者研修を勤務時間内に受講していただき、資格取得をサポートします。また、3年の実務経験+実務者研修受講で受験資格を有する介護福祉士(国家資格)の取得を推奨しています。これらの費用負担は法人負担と公的制度を活用し自己負担は実質なし。加えて勤務時間の受験勉強をOKにしています
知り合いに「福祉の仕事をしている」と話すと、「大変な仕事やな」「ちゃんと寝れてる?」などと言われます。世間のイメージはそんな感じだなと思うと同時に、その人たちが思っている以上に働きやすいし、楽しい職場だよと伝えたいです。
メディアを通じて伝えられる介護の世界よりも、実態はもっと明るい気がします。まだ目の前の仕事をこなすことで手一杯、どんな支援が最善なのか答えが見つからないこともありますがつねに誠実であるように心掛けています。