共同生活援助、グループホーム無限

2014年1月にオープン。入居者の人生の無限の可能性を願って「グループホーム無限」と名付けました。日常生活を送るのに支援を必要とする人は、いつまでも親元で過ごし、そして、家族が支援できなくなれば、自由に外出もできない入所施設で暮らさなければならないのが現実です。どんなに障害が重くても地域の中で暮らすことがモットーに無限を運営していきたいと思います。

「無限」での暮らし

ご本人とご家族の希望もあり、月曜から土曜の暮らしとなっています。入居者それぞれが生活介護事業所などに通っているため、朝はバタバタと用事を済ませて元気に出かける毎日です。夕方から就寝までは、部屋に集まってゲームを楽しんだり、リビングでテレビを見たりと、ゆったりとした時間を過ごしています。世の中のどこにでもある風景と変わりません。

衣類や日用品の購入、1か月単位の金銭管理、衣替えなどの生活全般のサポートは、主にご家族がされていますが、今後、入居者が生活の主体としてホームスタッフの支援を得ながら行っていけるようにしたいと思います。

また、グループホーム光の方が作業所に通いやすい1名がグループホーム無限から光へ引越しされ、空いた居室に1名が入居されて、新たな自立生活がスタートしました。


支援体制

少なくとも1名のホームスタッフ(世話人や生活支援員)が常駐していますが、加えて、起床や生活介護事業所から帰ってきてからの散歩・買物といった外出や就寝までのホーム内での時間も必要に応じてヘルパーによる支援を利用できます。深夜帯はホーム夜間支援員が常駐し、いつでも対応できるようにしています。


スタッフの一言

ホームで過ごされる時間は実家での生活と変わらないように、そして夕食後から就寝までの時間は入居者ひとりひとりの意思に沿えるように関わっています。休みの日には、ガイドヘルパーの支援でいろんなところに出かけ余暇を楽しまれている入居者の方もいます。

発達障害のある人にも、その人それぞれのこだわりがあります。一見、必要のないことのように見えることでも、そのひとにとっては必要であり、意味のあることです。しっかりひとりひとりに向き合って関わることが大切だと思っています。

少しずつ自立した暮らしを手に入れ、自分の世界をどんどんと広げていってほしいと思います。


入居者の声

ずっと家族と過ごしていたけど、いつかは離れて過ごすと思っていました。入居当初は2泊3日だったので家族にも会えていたし、泊数がふえても寂しい思いはしませんでした。ホームでの生活はゲームをしたり、みんなで話をしたりして楽しく過ごせています。困ったことがあれば世話人さんに話して助けてもらっています。作業所にも楽しく行けています。


事業所情報

事業グループホーム
場所堺市堺区五月町
電話番号072-281-4305(法人本部)
FAX072-281-4320(法人本部)
利用定員4名
構造/階層木造、2階建て
居室居室1(14.58㎡)、居室2、4(8.51㎡)、居室3(9.32㎡)

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