たまごハウス
たまごハウス
障害当事者達が立ち上げた日中活動の場、それが「たまごハウス」です。
今から約40年近く前、1988年に結成された障害当事者の団体「自立をすすめる会」の活動によって誕生しました。
どんなに重度の障害があっても家に閉じこもることのないように、みんなの居場所を作りたい。そんな障害当事者たちの思いが実ったのです。
年齢や性別・障害の種類や重さに関係なく、障害者誰もが人や社会と関わりを持ちながら自分らしい生活を送るために、気軽に集える場所のひとつとして活動を行っています。
障害者の「自分の居場所」。
ここは誰もが主役です。
◎ 車いす利用者を中心に年齢層は幅広く20代から60歳オーバーの方までが通所中。
◎ 個性豊かな方々が思い思いのペースで通所されており、必要な介護・サポートを受けながら日々様々なプログラムに取り組んでいます。
※プログラムは通所者がみんなで希望を出し合い相談して内容を決めています。
◎ やりたい事がある人、ここではゆっくりと過ごしたい人、みんなと楽しいひとときを送りたい人、障がい者の地域生活を豊かにしていきたい人などなど、年齢・性別・障害の種類や重さに関係なく日々楽しくやっています。
通所活動の内容
調理実習、創作・文化活動(レザークラフト、パソコン、絵画、手芸)、販売活動(バザーなどイベント)や外出、通所者同士の交流、生活支援などさまざまです。
1日の流れ
体操、手話歌、今日の体制確認
午前中のプログラム
入浴
入浴
たまごハウスの特長
たまごハウスは、施設や親元で暮らしていた障害当事者が、自立生活を目指して集まり、自分たちの手で作ってきた経緯があり、障害者同士の交流や支援制度の勉強会、行政との話し合いなど、障害を持っていても地域で自分らしい暮らしをしていくための活動に積極的に取り組んでいるのが大きな特長です。
各自がバラバラに好きなことをしている時間もあれば、一致団結し、ひとつのことに対して共に悩み、考え、怒ったり笑いあったりしていることもあります。自宅で入浴できない人がここではゆったり入浴する光景も当たり前になってきました。日々のプログラムもスタッフと共に企画・進行を行い、巨大な貼り絵の制作に通所者ほぼ全員で数年前から取り組んでいます。
支援体制
6.3人以上(配置基準・常勤換算)
※従たる事業所とらいあんぐるすぺーすと合わせての配置基準常勤換算です
事業所情報
※どちらの浴室にも天井走行型リフト設置、バスキャリーやスリングシートを使用し浴槽にも浸かれます。
トイレ(4) ※内男性用トイレ(1)、可動式リフト(1)、スカイリフト(1)、福祉車両(送迎車)5台