職場としての自立支援協会職場としての自立支援協会
新しい支援のカタチ。
新しい介護職のカタチ。

わたしたち自立支援協会の理念は「健常者も障害者も、だれもがありのままに生きることができる社会の実現」です。そのためには、これまでの「あたりまえ」や「しかたない」を変えていきたいと考えています。
重度の障害があるのなら施設で暮らすのが「あたりまえ」という考え方にわたしたちはNoと言います。
同性介護を始めたのも当協会です。力仕事だから女性障害者の入浴を男性がサポートするのも「しかたない」。それもNoです。
この理念は障害者介護という職業にも適用します。福祉の現場は職員の「使命感」に頼りすぎていました。自己犠牲の精神で働くのが「あたりまえ」。これもNoです。もちろん当協会で働く職員の多くが「人のために働きたい」という動機で入職していますが、人生は仕事がすべてではありません。仕事もプライベートも楽しむ。そして障害者の介護を一生の仕事にできるよう、障害者も職員も支援する協会でありたいと考えています。
◎障害者支援はこんな仕事

利用者が見上げる位置関係にしないのは基本中の基本。
利用者が思っていることを表しやすい表情、言葉遣い、態度はとても大切です。

バンダナがズレて視界を遮っていたので直しているところです。表情や視線、体の動きなどから利用者の思いに気づくことは大切です。新人職員が研修中に、先輩職員の支援を見てなぜ気づくのだろうと不思議に思うところです。

よりよい介護・支援を行うためには、年齢や勤務年数、性別、職責に関係なく対等に意見を出し合えることは大切です。自立支援協会の大きな特長のひとつは「フラットな職場」です。

ヘルパー支援は一人で行うのが基本ですが、普段の支援について会議の時に話し合うだけでなく、事務所で居合わせたスタッフ同士がお互いの支援について点検しあうことはとても大切です。

利用者がしたいことを支援する。それが私たち支援者の役割。他のことが気になり本来の目的から逸れそうになっても、声かけや指差しなどでしたいことに集中できるようにサポートします。

遊具に関心を示した利用者さん。3年ほど経ってついに生まれて初めて滑り台を滑ったところです。利用者の世界が広がったり自分の意思を表す範囲が広がることは、最もやりがいを感じるところです。
◎職員一人一人を大切にする職場です
当協会はワークライフバランスを重視しています。趣味や旅行、友人との時間、そして子育て・・・。プライベートの時間が尊重される文化が職場に浸透しています。日々の勤務では、勤務時間の急な延長や休日出勤はほぼなく、逆に家庭の事情などでの急な早退や休みはスムーズに取ることができます。職員が入職を決めた理由に「見学の際にみんなが楽しそうに働いていた」「職員同士の人間関係がフラットに感じた」をあげる人も多いです。
スタッフインタビュー「どんな職場? 自立支援協会」
自立支援協会を就職先として選んだ理由は?実際に働いてみて障害者介護の仕事とは?職場はどんな雰囲気?若手職員が思い思いの「自立支援協会」を語りました。当協会に興味のある方はぜひご覧ください。
◎意外と創造的な仕事です
まだまだ「同性」介護があたりまえではなかった時代に、事業開始時から着替えや入浴など身体介護を伴う介護・支援では必ず「同性」支援だった当協会には、それ以外にもこれまでになかった新しい支援のカタチを生み出してきた歴史があります。いま制度上できない支援であっても、それが利用者さんにとって必要なことなら制度を使わず、独自に行うこともあります。それには職員全員の経験を元にしたアイデアが生きています。必要な支援、あればいいサポートで今ないものは自分たちで作り出すのが信条です。
◎スキルアップ、キャリアアップを支援します
当協会は、障害者支援の経験やヘルパー資格の有無を問わず、人物本位で採用しています。新入職員には、支援の基本を学ぶ座学や身体介護、車いす操作など実技の基礎を学べる研修が1年を通じてあります。ヘルパーの仕事は資格が必要ですので、入職後、介護職員初任者研修を勤務時間内に受講して資格取得をサポートします。また、3年の実務経験+実務者研修受講で受験資格を有する介護福祉士(国家資格)の取得を推奨しています。障害者支援は幅広い知識、技術が必要ですから、全職員対象にしたさまざまな研修制度を用意しています。これらの資格取得、研修はすべて勤務時間内、費用負担も必要ありません。